所属学科 | グローバル経営 |
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職位 | 教授 |
研究分野 | 言語学 |
研究内容のキーワード | 音声・音韻、文法、語彙・意味、文体、英語の多様性 |
教育方法の実践例 | 英語の面接型試験の実施 平成19年7月から前期後期各1回ずつ実施。 8人の面接員(教員)と3人の職員で実施する1年生用と2年生用の面接型Speaking Testの開発および実施担当責任者を担当した。 |
作成教材 | ・『サイバーテキスト新はじめよう英会話全2巻』 平成15年4月 NHK教育テレビで放送された『スティーブ・ソレイシィのはじめよう英会話新スタンダード40』で取り上げたフレーズ、解説などをCD-ROMでの学習に再編成。 ・『耳慣れビクス英会話』 平成15年4月 英語と日本語の文法上の決定的な差は「語順」にある。英語の語順で発想・発話できるトレーニング教材として開発。(CD16巻) ・教科書「Global Perspectives-世界のあり方を英語で学ぶ」及び、専用学習補助ウェブサイトの作成、平成20年4月より使用開始。国際コミュニケーション専攻2年生 (約150人) の必須科目English Workshop用の教科書と教授法のマニュアルと試験作成をし、それに伴う8人の教員のFaculty Developmentを行った。また、English Workshop専用の学習補助教材を集めたウェブサイトを作成した。 ・『英会話ペラペラビジネス100』(株式会社アルク) 平成14年 世界の人々と対話するビジネスシーンにおいてもっとも重要かつ応用範囲が広いフレーズを厳選した教材。とくに丁寧な言動を取るためのフレーズ選びと解説に焦点を置いた学習書。 ・共著者:ロビン・ソレイシィ、スティーブン・ソレイシィ『英会話8秒エクササイズ』(株式会社アルク) 平成16年5月 基本的な構文で自分のことを英語で表現できるようになるための表現トレーニングCD。CDだけで手ぶらで学習できるスピーキング力育成のための教材。ゆっくりと文字を見ながらのスピーキングではなく、何もみないで、聴解したことを、口頭で瞬時に(8秒で)言い返すメソッドを開発した。 ・『英会話1000本ノック』(コスモピア出版) 平成18年2月 1000の発問に対し、自分自身の英語で答えるトレーニング教材。最初の100問は基本的日常挨拶、残りの問いはいわゆるオープン・クエスチョン。これらに対し、1文ではなく2文、3文で話を広げていく。この教材の中では、話を運ぶコツ、英作文のコツも解説した。 ・『英会話1000本ノック入門編』(コスモピア出版) 平成22年4月 この教材には英語の発問をCDと本に1000本納めてある。「入門編」として、英語の受け答えと、簡単な日本語を英語に置き換える練習に絞った。ナチュラルスピードで会話のキャッチボールができる能力、よく使われる英語の挨拶ややり取りをかわせる能力、日本語のよく使われる日常表現を簡単な構文の英語に置き換える能力を育てるため、質問に英語で答えるパート、CDの日本語をすぐに英語で言ってみるパート、ゲーム感覚でチャレンジするスピードクイズなどのトレーニングメニューを作成した。 ・『英会話1000本ノックビジネス編』(コスモピア出版) 平成23年12月 丸暗記した言い回しが使えないのは、瞬発力がないから。「1000本ノック」方式で自在に応答する瞬発力を鍛える方法を提案。 Real Speaking(リアル・エデュケーション) 平成23年 スピーキング初級者を卒業したい人ための学習プログラム。講義DVD。 |
教育上の評価情報 | 授業評価アンケート 平成19年前期より実施。 学生による授業評価アンケートにおいて、高い評価を得た。 |
実務特記事項(教育) | Appleストア銀座、アルク出版社共同開催『ソレイシィの英語学習法セミナー』講師 平成24年4月 「英文を自分で生み出す力」とそれを瞬間的に発揮できる「英語瞬発力」を磨くための効果的な英語学習法について、また英語学習を持続させるコツについてのセミナーを行った。“使える英語力”を身に付けたい受講生を対象に、瞬発力を養うペアワークを実践指導した。 NHKラジオ第2放送『英会話タイムトライアル』講師 平成24年4月~現在 アルク出版、ソレイシィ研究所共同開催『2日間集中スピーキングワークショップ』講師 平成25年10月19日20日 |
その他(教育) | 「Mass Media Participationマスメディアへの参加」への動機付けと指導 平成18年4月より拓殖大学にて。平成19年4月より東洋英和女学院大学にて実施。 学生の授業外における学習促進のための取り組みとして「Mass Media Participationマスメディアへの参加」への動機付けと指導を行った。 『THE DAILY YOMIURI』の『READERS FORUM』への投稿を指導。 同上 読売新聞英語版『THE DAILY YOMIURI』の月一度の投稿コーナー『READERS FORUM』への投稿を指導。投稿テーマの例:「国民投票権をもつ年齢が20歳から18歳に下がることについて」「被災地の人々の為にできること」など。多数の学生のエッセーが紙面に掲載された。 『英語論文コンテスト』への参加指導 同上 朝日新聞英語版のAsahi International Herald Tribuneの年間イベント「英語論文コンテスト」に参加させ、各自の意見を英語でまとめ、推敲を重ね投稿させた。論文テーマの例:「日本をこう変えたい」「20年後の私」など。主催者より特別協力校の表彰を受けた。 |
資格免許情報 | |
特許 | |
実務特記事項(職務) | |
その他(職務) | |
著書 | 『英会話ペラペラビジネス100』 共著 平成14年 株式会社アルク ""世界の人々と対話するビジネスシーンにおいてもっとも重要かつ応用範囲が広いフレーズを厳選した教材。 とくに丁寧な言動を取るためのフレーズ選びと解説に焦点を置いた学習書。 共著者:ロビン・ソレイシィ、スティーブン・ソレイシィ"" 『国際人の英会話学習法』 単著 平成15年 角川書店 実際に英語を学び身につけている5カ国の人々のSuccess Storyを取り上げ、彼らの学習法に何か共通点があるのではないかと考え調査した。これらの人々は、メジャーな文法や自分の「得意表現」を徹底的に使いこなすことがわかった。これを踏まえ日本の人が英語を実用的なコミュニケーションの道具として身につけるための学習法を提案。 『英会話8秒エクササイズ』 単著 平成16年5月 株式会社アルク ""基本的な構文で自分のことを英語で表現できるようになるための表現トレーニングCD。 CDだけで手ぶらで学習できるスピーキング力育成のための教材。ゆっくりと文字を見ながらのスピーキングではなく、何もみないで、聴解したことを、口頭で瞬時に(8秒で)言い返すメソッドを開発した。"" 『英会話1000本ノック』 単著 平成18年2月 コスモピア出版 ""1000の発問に対し、自分自身の英語で答えるトレーニング教材。 最初の100問は基本的日常挨拶、残りの問いはいわゆるオープン・クエスチョン。これらに対し、1文ではなく2文、3文で話を広げていく。この教材の中では、話を運ぶコツ、英作文のコツも解説した。"" 『トッピング英会話』 単著 平成20年2月 DHC出版 ""この教材で伝授するのは「受け答え」のポイント。 外国人から話しかけられたとき、Yes/Noだけで終わらせず、Yes/Noの返事の後に、さらに情報を足すときの言い方や、気持ちのよいコミュニケーションの広げ方を解説している。そのための練習を各ユニットに掲載した。"" 『英会話1000本ノック入門編』 単著 平成22年4月 コスモピア出版 この教材には英語の発問をCDと本に1000本納めてある。「入門編」として、英語の受け答えと、簡単な日本語を英語に置き換える練習に絞った。ナチュラルスピードで会話のキャッチボールができる能力、よく使われる英語の挨拶ややり取りをかわせる能力、日本語のよく使われる日常表現を簡単な構文の英語に置き換える能力を育てるため、質問に英語で答えるパート、CDの日本語をすぐに英語で言ってみるパート、ゲーム感覚でチャレンジするスピードクイズなどのトレーニングメニューを作成した。 『英会話ピッタリ表現でぃくしょなりぃ』 単著 平成22年12月 語研 日本語の持つニュアンスにピッタリの英訳を紹介。語感を変えずに的確な英語が見つかる新しい和英辞典。 『英会話1000本ノックビジネス編』 単著 平成23年12月 コスモピア出版 丸暗記した言い回しが使えないのは、瞬発力がないから。「1000本ノック」方式で自在に応答する瞬発力を鍛える方法を提案。 『英会話きちんとフレーズ100』 共著 平成24年1月 アルク出版 日本のきちんとした表現をネイティブならこう言うという、誰もが知りたかった定番100フレーズを紹介した。 |
学術論文 | ・“SPM; A New Approach for Achieving Fluency” 単著 平成16年 Modern English Publishing Chicago ・“ESL Magazine” Nov./Dec. 2004, Issue 42, p.7-12 小論では、認知レベルと行動レベルでの「流暢さ」についてのギャップを埋め、教育現場で何ができるのかを提案した。単に「スムーズに単語を並べ、一文を言うること」を「流暢さ」と捉えるのではなく、一定の時間内に「複数の文」を重ねる力こそが「流暢さ」であると考え、そのような「流暢さ」をESL/EFLの学生にどう習得させるのか、実証的な方法論を述べた。 ・“Multicultural English Proficiency: A New Model for Global Considerations”単著 平成17年 The American University, Washington DC. “Intercultural Management Quarterly”, Summer 2005 issue, Volume 6, No. 3, p.3, p.8-9 英語は現在国際言語の1つとして位置付けられているが、その普及と一緒に英語自体が様々な変容や多様化を経てきていることは周知のとおりである。このような状況を踏まえ、「国際言語としての英語」をどのように指導やテスティングが相応しいのか小論は新たなモデルを提案し、その実践的な方法論について述べたものである。 ・“The New Search for the Center; Shifting Norms and Teaching English as an International Language” 単著 平成18年 The TESOL Inter-cultural Communication Interest Section On-line Newsletter, October 15th 2006 英語は異文化間コミュニケーションの中で激しく変化し、多様化が進んでいる中で円滑に意思疎通を図るためには、どのようなリソースを持つことが重要なのであろうか。小論ではコミュニケーション方法の実際として「連続した複数の文を重ねて話すこと」の浸透とその利点、それを踏まえた今後の英語教育のあり方について社会言語学的観点から考察した。 ・『The SPM-based Speaking Test at Toyo Eiwa: A look into the contextualized scoring system-SPMを基準としたスピーキングテスト:学習者のコンテクストに適した評価システムの開発-*SPM stands for “sentences per minute.”』 共著 平成19年 ""東洋英和女学院大学 ・『人文・社会科学論集 第25号』 p.13- 32(p.13-20を担当) 英語自己表現能力向上とその評価のため、スピーキングテストを実施し、質問に対する発話率(Speech Rate)を測定し、それを取り入れた評価をする。このテストの継続的な実施によりOral Proficiency、特に「談話を継続・展開し、表現内容を発展させる能力」の向上が期待できる。本稿では、このテストの開発理念と特色について評価学の概念を用い説明するとともに、発話率測定の際の具体的規則を提案するものである。共著者:鈴木卓 ・“Classroom Management Techniques for ‘Shy’ Japanese Learners” 単著 平成20年 ""Virginia, USA: TESOL, Inc. Book chapter in Thomas Farrell (Ed.), Classroom Management. (Chapter 11を担当) 本稿では、授業の行い方による学習効果について書いた。日本でのTeaching Contextに適した教授法と学習法を分析し、とくに日本の大学生におけるsocio-cultural factors 社会文化的背景とグループ・ダイナミクスに焦点をあてた。巷で言われるような「積極性のないシャイな」学生という一面的な批判でなく、日本の学生によくある授業態度を利用し、より学習効率を高める、よりよい教授法について考察した。 ・“Current Events and Target Speech Rates to Develop Oral Proficiency through In-class Speech Tests.” 単著 平成20年 Institute of Foreign Languages, Far Eastern National University, Vladivstok, Russia. Published in “The Proceedings of The Far Eastern English Language Teachers' Association 2008 International Conference.” 今後のこの研究によって、いわゆるコンテンツベースで、単なる英語能力だけでなく、専門知識的な英語発信的能力を養う教授法を考察した。上級レベルだけなく初級レベルの学習者にも、時事問題をトピックとして取り上げるための英語学習タスクや学習法について論じた。特にスピーキングテストを活用する実践例をまとめた。 ・“Promoting Oral Proficiency through In-class Speaking Tests” 単著 平成21年 ""Virginia, USA: TESOL, Inc. Book chapter in Timothy Stewart (Ed.), Insights on Teaching Speaking in TESOL, Classroom Management. (Chapter 16を担当) 口頭作文能力と自己表現能力(Elaborationなど)を高めるために授業中に実施できる面接型試験の実施法とその評価法について述べた。期末テストとして実施できるようなsummative(まとめ的)な試験と授業中頻繁に実施できるformative (小テスト的)な試験の2つの試験とその実践例をまとめた。 ・“Media Participation as an End Point for Authentic Writing and Autonomous Learning.” 単著 平成22年 ""Virginia, USA: TESOL, Inc. In Kasten, S. (Ed.) Effective Second Language Writing. (Chapter 7を担当) ・英語学習におけるマス・メディア参加は、どのように英作文能力育成につながるのか。小著では3つのメディア機関への小論文の投稿の実際を比較し、教育方法としての妥当性を考察した。学習者の自主的な学習(Learner Autonomy)を促し、学習法としてのメディア参加(時事問題について)の意義を検証した。 |
その他(著作) | Real Speaking 共同制作 平成23年 リアル・エデュケーション スピーキング初級者を卒業したい人ための学習プログラム。講義DVD。 英語指導法教材(コミュニケーション担当) 共同制作 平成23年 キンジロー 英語教員のためのコミュニケーション指導法DVD。日本の学生の実態を考慮したコミュニケーション指導と授業設計を提案した。 English Business Communication 3(動画) 2013年~ ビジネス・ブレークスルー大学 |
学歴 | 昭和58年9月 Cardinal Mooney Catholic High School 入学 昭和61年5月 Cardinal Mooney Catholic High School 卒業 昭和61年9月 The American University, Washington, D.C., USA 入学 平成2年6月 The American University, Washington, D.C., USA 卒業 平成6年4月 文部省国費留学生として来日 早稲田大学研修生 日本語集中コース 入学 平成7年3月 修了 平成7年4月 早稲田大学大学院 政治学研究科(マスコミ理論)専修 修士課程 入学 平成10年3月 早稲田大学大学院 政治学研究科(マスコミ理論)専修 修士課程 修了 平成18年4月 青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科国際コミュニケーション専攻 博士後期課程 入学 平成21年3月 青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科国際コミュニケーション専攻 博士後期課程 修了 |
職歴 | 平成2年3月 旧文部省他による外国人指導助手招致事業JET プログラムにより岐阜県神岡町にALT(外国語指導助手)として赴任(平成3年8月まで) 平成3年9月 明光義塾 英語コミュニケーション科 主任講師(平成5年3月まで) 平成5年4月 CNN International, Atlanta, Georgia, USA 及び CNN系列グアム支局にニュースレポーターとして勤務(平成7年5月まで) 平成8年4月 NHK教育ラジオ『基礎英語2』アシスタント講師(1996-1999) 平成12年~15年 NHK教育テレビ「はじめよう英会話;スティーブ・ソレイシィのスタンダード40」主任講師(2000-2003)(平成15年3月まで) 平成10年 リバーサイド英会話スクール設立 代表 及び主任講師(平成15年1月まで) 平成12年 英語教育の会社リバーサイド・コミュニケーションズ及びエデュケーショナル・プロダクションズ設立 代表として経営(平成18年まで) 平成16年7月 ニューヨーク大学に非常勤講師として勤務 (集中講座担当)(平成17年6月まで) 平成17年9月 大東文化大学 環境創造学部 非常勤講師(異文化間交流英語、時事英語担当)(平成18年3月まで) 平成18年4月 明治大学 経営学部 兼任講師(英語A担当)(平成19年3月まで) 平成18年4月 拓殖大学 外国語学部 任期付専任講師(説明・発表、読解、実用英語担当)(平成19年3月まで) 平成19年4月 東洋英和女学院大学 国際社会学部 専任講師(平成23年7月まで) 平成23年8月 ソレイシィ研究所株式会社 代表 現在に至る |
所属学会 | |
活動情報 | |
賞罰 | 平成5年 RTNDA協会 (Radio & Television News Director’s Association)ラジオニュース番組小地域部門・最優秀賞 平成7年 財団法人国際教育振興会 (NHK日本放送協会、外務省後援) 「外国人による日本語弁論大会」 最優秀賞 テーマ「Japan’s International Contribution 50 years after WWII.-戦後50年日本の国際貢献」 平成12月 東京盲人協会 ボランティア奨励賞 平成17年 TESOL学会 (Teachers of English to Speakers of Other Languages国際英語教育学会) フロリダ支部・最優秀研究論文賞 平成18年19年20年 朝日新聞国際本部(International Herald Tribune /朝日新聞社)「英語論文コンテスト」特別協力校表彰 |
担当科目(単位数・単位区分・年次・前提科目・開講期情報) | Business English Speaking(2選択必修,1,,春期 + 秋期) Productive English Speaking(2選択,1,Business English Speaking,春期) Essential English Speaking(1選択,1,,) |