二見 常夫 [Tsuneo Futami]

博士(工学)
富士ソフト株式会社社外取締役

東京工業大学大学院原子核工学専攻修士課程卒業。
昭和42年東京電力株式会社入社。本店原子力発電部長、取締役福島第一原子力発電所長、常務取締役立地環境本部長等を歴任。財団法人電力中央研究所理事を経て、東京大学、東京電機大学、日本大学の非常勤講師、東北大学および東海大学の客員教授、東京工業大学特任教授としての経験と長年にわたって原子力発電をはじめとする電力事業に関わった様々な経験を踏まえ、事故・企業不祥事と危機管理、企業の事業基盤となっている社会や立地地域の合意形成および社会と共生する企業経営について講義している。

所属学科経営学研究科 経営管理専攻
職位教授
研究分野社会・安全システム科学,科学社会学,地域研究
研究内容のキーワード社会システム工学・安全システム,科学社会学,地域研究,社会心理学,社会学
教育方法の実践例・東京電機大学電気工学科非常勤講師(科目名「原子力工学」:原子核反応、中性子の減速・拡散、臨界条件等について、東京電力原子力開発研究所での現場経験を踏まえた講義を展開)

・東京大学電気工学科非常勤講師(科目名「電気工学特講」:原子力利用技術、原子力と社会および原子力の社会受容性等について、長年にわたって東京電力の原子力発電事業に関わった様々な経験を踏まえた講義を展開)                       東北大学流体科学研究所客員教授(科目名「人工物としての原子力システム」:エネルギー資源論および地球環境問題からの原子力発電の位置づけ、事故トラブルの教訓、原子力開発の歴史、地域や社会の合意形成について経験を踏まえた講義を実施)

東京工業大学特任教授(科目名「国際原子力人財育成講座」原子力発電所の運転保守、安全管理、地域との共生等について、ベトナム、マレーシア、リトアニアの大学に出向き英語で講義を実施)
他に
・東北大学流体科学研究所客員教授
・東海大学エネルギー工学科客員教授
・日本大学理工学部非常勤講師
・東北大学流体科学研究所客員教授
・東海大学エネルギー工学科特任教授
・日本大学理工学部非常勤講師
作成教材「原子力と社会」(東電の不祥事と反響、原子力に対する社会の捉え方の変遷、受け入れへの道-4つの階段論-、合意形成への道、以上4点について実例と課題とともに解決策の考察をまとめたもの)
「原子力発電の現状と課題について」(原子力発電の歴史、原子力発電の規模の現状、原子力発電の位置付け、運転の状況、課題をまとめたもの)
「地球温暖化問題・自然エネルギーの現状と課題について」                        「人工物としての原子力システム」
各大学での講義を集大成して「原子力発電所の事故・トラブル~分析と教訓」(丸善出版)を出版(2012年)
教育上の評価情報長年にわたる東京電力での原子力発電の開発・研究等といった実務経験を踏まえ、「沸騰水型原子力発電所における低炭素ステンレス鋼の応力腐食割れと応力腐食割れ対策の実機適用に関する研究」と題した学位論文をまとめ、東京工業大学理工学研究科機械物理工学専攻より、平成17年1月に博士号(工学博士)を授与された。すなわち、理論と実践のバランスが取れた実務家教員であるといえる。
東京電力における長年にわたって蓄積された経験と知識を基盤としたものを教授することを重要視し、学生には講義内容が非常に具体的で、示唆に富むものであったと好評である。
実務特記事項(教育)東京電力福島第一原子力発電所副所長(安全推進担当)として、スリーマイル、チェルノブイル原子力発電所等の事故および平成元年に発生した福島第二発電所のポンプ事故の教訓に基づく、所員(約900人)の安全教育と人材育成の責任者および講師

(財)電力中央研究所にて、ヒューマンエラー発生原因の分析、企業の危機管理能力の評価、分析手法の研究と実務者研修等を行うヒューマンファクターセンターの管掌理事

(財)電力中央研究所にて、国内外の原子力発電所の事故故障情報の収集、事故原因分析、故障統計、確率論的安全評価の研究と人材育成を行う原子力情報センターの管掌理事
その他(教育)
資格免許情報原子炉主任技術者
特許
実務特記事項(職務)平成元年7月~平成4年6月
平成4年7月~平成7年6月 原子炉主任技術者(福島第一原子力発電所)
平成9年~12年福島第一発電所長
平成12年~14年立地環境本部長(東京電力)
その他(職務)昭和42年4月~平成15年6月 ""東京電力株式会社入社
平成10年6月 取締役福島第一発電所長就任
平成12年6月 常務取締役立地環境本部長就任
平成14年10月 取締役社長付き特別補佐""
平成17年6月 日本ユーティリティサブウェイ(株)代表取締役副社長
平成23年~富士ソフト格式会社社外取締役(独立役員)(現任)
著書「原子力発電所の事故・トラブル~分析と教訓」(丸善出版)
学術論文1. 二見常夫;「国際原子力人財の育成に向けた取り組み」『電気評論』(解説)101(6)、p50-p55,2016年6月号

2. Tsuneo Futami;「Three Losses and Three Diversities-How high is enough for Tsunami Barrier?」『Journal of Nuclear Energy Science & Power Generation Technology』(解説),Vol.2-issue2,1000108,p1-4,2013年1月

3. Sang Ho Kim, Tsuneo Futami, Soon Heung Chang;「Safety Enhancement for PHWRS Based on Macroscopic Losses of Fukushima Accident」『Science and Technology of Nuclear Installations』(論文)Hindai Publishing Corporation, Article ID 520756, 2015年2月
その他(著作)(講演活動)
1. 「企業不祥事の分析に見る本質的要因」HINet講演会、2015年7月22日

2. 「Thre Losses and Three Diversities」New Energy Forum 2013, Session 8-2, Nuclear Construction and Supply Chain, Sept. 27, 2013, Xi’an China
学歴昭和40年3月 東京工業大学電気工学科卒業
昭和42年3月 東京工業大学大学院理工学研究科原子核工学専攻修士課程修了
平成17年1月 東京工業大学大学 博士(工学)
職歴昭和42年4月 東京電力株式会社入社
昭和42年12月 東京電力原子力開発研究所(昭和56年1月まで)
昭和44年7月 エンリコフェルミ計画日本派遣団員(昭和47年1月まで)
昭和49年12月 科学技術庁動力炉開発課派遣(昭和52年1月まで)
昭和49年10月 東京電機大学非常勤講師(科目名「原子力工学」)(昭和51年9月まで)
昭和56年2月 東京電力福島第二原子力建設所機械課課長(3,4号機建設)(昭和59年1月まで)
昭和59年2月 東京電力本店原子力技術課長(昭和61年6月まで)
昭和61年7月 東京電力福島第一原子力発電所第一発電部長(1~4号機担当)(平成1年6月まで)
平成1年7月 東京電力本店原子力発電部副部長(平成3年6月まで)
平成3年7月 東京電力福島第一原子力発電所副所長(平成6年6月まで)
平成6年7月 東京電力本店原子力発電部長(原子力発電所17機の総合運用)(平成9年6月まで)
平成9年6月 東京電力福島第一原子力発電所長(平成10年6月まで)
平成10年6月 東京電力取締役 福島第一発電所長(平成12年6月まで) 
平成11年10月     東京大学非常勤講師(科目名「電気工学特講」)(平成15年3月まで)
平成12年6月 東京電力常務取締役 立地環境本部長(平成14年9月まで)
平成14年10月 東京電力取締役社長付き特別補佐(平成15年6月まで)
平成15年6月 (財)電力中央研究所理事 (平成17年6月まで)
平成17年6月 日本ユーティリティサブウェイ(株)代表取締役副社長(現在に至る)
平成18年4月 東海大学大学院工学研究科客員教授(平成20年8月まで)
平成20年4月 東北大学流体科学研究所客員教授(平成20年9月まで)
平成20年9月 東海大学エネルギー工学科特任教授(平成21年3月まで)
平成21年4月 東海大学エネルギー工学科客員教授
平成21年4月 日本大学理工学部非常勤講師
平成23年4月 東工業大学理工学研究科特任教授
平成23年6月 富士ソフト株式会社社外取締役(現任)
所属学会日本原子力学会,日本保全学会
活動情報平成16年6月~ 日本原子力学会終身フェロー
平成12年6月~平成14年3月 電気事業連合会環境委員会委員長
平成12年6月~平成14年6月 日本原子力学会理事
賞罰日本高圧力技術協会科学技術奨励賞
担当科目(単位数・単位区分・年次・前提科目・開講期情報)