所属学科 | 経営学研究科 経営管理専攻 |
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職位 | 教授 |
研究分野 | |
研究内容のキーワード | |
教育方法の実践例 | 「プロジェクト評価」において6人でグループをつくり、ある上場企業を想定して架空の新規事業開発プロジェクトを設定。授業の進捗に沿って課題を出し、翌週10分間のプレゼンテーションを実施(全員が1回は坦当)。皆で良い点を指摘する。期末テストの余白に授業の良かった点、改善すべき点を書いて貰い翌年の講義の改善に活かした。毎年架空プロジェクトの体験が非常に良かったとのコメントが多い。 |
作成教材 | ・「プロジェクト評価」の教材:パワーポイントで302ページ ・「新素材・マイクロ・ナノテクノロジー企業戦略」の教材:パワーポイントで188ページ ・「技術経営論」の教材:パワーポイントで314ページ ・「イノベーション実践論」の教材:パワーポイントで265ページ ・戦略的技術開発論」の教材:パワーポイントで344ページ |
教育上の評価情報 | 宮氏は、大手企業のエンジニアとして内外の企業との実務経験が豊富で、現在は㈲技術経営研究所の経営者として企業のコンサルティング、講演等をこなしており、プラクティカム指導にこれら の経験が活かせるものと期待ができる。「ステージゲート法」という米国で開発された研究開発管理手法を、いち早く取り入れて実務に積極的に応用し、かつ広く我が国に紹介するなど、技術経営的な観点での実務的及び学術的な功績も大きい。 現在は当研究科の客員教授として講義及び研究指導を担当しており、MOTの教育・研究面ですでに十分な実績がある。また、日本MOT学会の企画委員を務めており、2012年3月に開催される 研究発表会においては中心的な役割を果たしている。 |
実務特記事項(教育) | MOT関連講演会の講師 <経済産業省 産業技術環境局大学連携推進課 主催> 2004年1月 東北地区MOTプレスクール(米沢市) 2005年1月 東北地区MOTプレスクール(北上市)「技術価値評価」 2005年2月 九州地区MOTプレスクール(別府市)「技術価値評価」 2005年10月 経済産業省MOT研修 「研究開発マネジメント」(東京) 2007年11月 経済産業省MOT研修 「技術評価手法について」(東京) 2006年10月 経済産業省MOT研修 「技術評価手法について」(東京) <産業技術総合研究所 主催> 2005年6月 ルネッサンスプロジェクト オープンセミナー(東京) 2006年2月 産総研人材育成研修会 「ステージゲート法による研究管理」(つくば、産総研) 2005年3月 <科学技術振興機構 主催> 事業総括スタッフ会議 「研究開発の効率的マネジメント」(東京) <東京工業大学 理工学研究センター 主催> 2005年3月 「研究開発部門におけるステージゲート管理と技術価値評価」 (東京) <社会経済生産性本部 技術経営研究センター 主催> 2003年9月 「研究開発マネジメント」(東京) 2004年2月 「研究開発マネジメントにおける効果・効率向上方策」(東京) 2004年7月 「ステージゲート法の活用事例を中心として技術経営力向上」 (東京) 2004年9月 「R&Dが生み出す経済価値を予測する」(東京) 2004年11月 技術経営(MOT)財務実践講座(4回シリーズ)(東京) ~2005年1月 2005年2月 「R&D投資効率向上とステージゲート手法の効果的活用」(東京) 2005年3月 技術経営(MOT)財務実践講座(4回シリーズ)(東京) ~5月 2005年7月 経営アカデミー『技術経営コース』「ステージゲート法による管理」(東京) 2006年7月 経営アカデミー『技術経営コース』「研究開発マネジメント」(東京) 2007年7月 経営アカデミー『技術経営コース』「ステージゲート法」(東京) 2008年6月 経営アカデミー『技術経営コース』「研究開発マネジメント」(東京) 2009年7月 経営アカデミー『技術経営コース』「不確実性のマネジメントと研究推進策」(東京) <関西生産性本部(大阪)主催> 2003年11月「研究開発マネジメントと研究開発テーマの評価」(大阪) <企業研究会 主催> 2004年11月 「研究・開発マネジメント手法の考え方」(東京) 2005年9月 「ステージゲート法と研究開発マネジメント」(東京) 2005年11月 「ステージゲート法と研究開発マネジメント」(東京) 2009年10月 「イノベーションを生み続ける為のR&Dマネジメント」(東京) <技術情報協会 主催> 2005年10月 「研究開発の評価と実際」(東京) 2007年4月 「ステージゲート法による研究開発マネジメント」(東京) 2008年4月 「研究開発テーマの進捗管理の仕方」(東京) 2009年11月 「研究開発のリスク低減と研究開発テーマの事業性評価」(東京) 2010年6月 「ステージゲート法導入の注意点・進め方」(東京) 2010年11月 「ステージゲートプロセスにおける各ゲートに応じた研究開発テーマの評価法」(東京) 2011年3月 「ステージ毎にみるゲートキーパー、司会者の選定」(東京) 2011年8月 「ステージゲート法における各ゲートでのテーマ評価、GO/STOP判断の進め方」(東京) 2012年12月 「ステージゲート運用における研究者・スタッフの負担軽減」 2015年11月 「日本企業に適したステージゲート法の効果的な運用法」 <R&D支援センター 主催> 2011年11月 「ステージゲート法の効果的な運用法」 2013年12月 「ステージゲート法の日本企業に適した運用ノウハウ」 2014年12月 「ステージゲート法の効果的な運用法」 <日本分子生物学会 主催> 2003年12月 日本分子生物学会年会(神戸市) 「企業における研究開発マネジメント」(神戸市) <映像情報メディア学会 主催> 2005年12月 映像情報メディア学会冬期大会(東京) 「研究開発と新規事業化」 2008年5月 <東洋大学 主催」> 「技術振興特論」(東洋大学大手町サテライト) 2007年12月 <研究技術計画学会 STIM分科会 主催> 「アメリカのベンチャー企業」(東京) |
その他(教育) | 2003年度~2005年度 ・経済産業省産業技術環境局産学連携推進課 技術経営プログラム開発委員会 MOTコース教材の審査・選定委員 2004年度~現在 ・NEDO技術開発機構 産業技術研究助成事業審査委員会社会科学分野の審査委員 208年~2010年 ・産業技術総合研究所 客員研究員 2009年 ~現在 ・日本MOT学会 企画委員 |
資格免許情報 | |
特許 | 特許(国内) 1982年6月18日 特許第1099208号「オレフインの重合触媒」(高谷克彦,桜井久也,森田英夫,池上正,宮正義の共同出願)他に1件 1983年7月25日 特許第1159388号「オレフインの重合用触媒」(宮正義,桜井久也,森田英夫,高谷克彦の共同出願)他に4件 1984年5月11日 特許第1205210号「オレフインの重合用触媒」(宮正義,桜井久也,森田英夫,高谷克彦の共同出願)他に5件 1985年9月27日 特許第1284058号「オレフインの重合用触媒」(宮正義、桜井久也、森田英夫、高谷克彦,米田晴幸の共同出願)他に17件 1986年2月14日 特許第1301433号「ポリオレフインの重合用触媒」(宮正義, 桜井久也,森田英夫,池上正,高谷克彦の共同出願)他に2件 1987年9月28日 特許第1401537号「オレフイン重合用触媒」(宮正義、桜井久也,森田英夫, 高谷克彦,の共同出願)他に2件 1989年8月24日 特許第1515345号「オレフインの重合触媒」(宮正義, 桜井久也,池上正の共同出願)他に4件 特許(海外) 1979年3月12日 特許第4255280号「オレフィン重合用触媒」(高谷克彦,桜井久也,森田英夫,宮正義,米田晴幸の共同出願)アメリカ 1980年7月16日 特許第4312783号「オレフィン重合触媒」(高谷克彦,桜井久也,宮正義,米田晴幸の共同出願)アメリカ 8月14日 特許第884428号「オレフィン重合触媒」(高谷克彦,桜井久也,宮正義,米田晴幸の共同出願)ベルギー(*登録後放棄) 1982年5月18日 特許第4330650号「オレフィン重合用触媒」(高谷克彦,桜井久也,森田英夫,宮正義,米田晴幸の共同出願)アメリカ 森田英夫,宮正義,米田晴幸の共同出願)イギリス(*登録後放棄) 7月28日 特許第1111996号「オレフィン重合用触媒」(高谷克彦,桜井久也 12月14日 特許第1137461号「オレフィン重合触媒」(高谷克彦,桜井久也,宮正義,米田晴幸の共同出願)カナダ 1984年7月6日 特許第3027956号「オレフィン重合触媒」(高谷克彦,桜井久也,宮正義,米田晴幸の共同出願)ドイツ(*登録後放棄) 1985年5月13日 特許第7906497号「オレフィン重合用触媒」(高谷克彦,桜井久也,森田英夫,宮正義,米田晴幸の共同出願)フランス(*登録後放棄) 11月12日 特許第8016249号「オレフィン重合触媒」(高谷克彦,桜井久也,宮正義,米田晴幸の共同出願)フランス(*登録後放棄) 1986年1月13日 特許第2016486号「オレフィン重合用触媒」(高谷克彦,桜井久也, ,森田英夫,宮正義,米田晴幸の共同出願)イタリア(*登録後放棄) 1986年6月25日 特許第1132238号「オレフィン重合触媒」(高谷克彦,桜井久也,宮正義,米田晴幸の共同出願)イタリア(*登録後放棄) 1987年2月17日 特許第180592号「オレフィン重合触媒」(高谷克彦,桜井久也,宮正義,米田晴幸の共同出願)オランダ(*登録後放棄) 1988年9月29日 特許第2909903号「オレフィン重合用触媒」(高谷克彦,桜井久也,森田英夫,宮正義,米田晴幸の共同出願)ドイツ(*登録後放棄) |
実務特記事項(職務) | 旭化成での職務経験: ・1973年にメキシコ石油公社、1982年に米国Exxon ChemicalへのHDPE技術輸出を担当し、ライセンス条件、特許保証交渉、エンジネアの運転指導、プロジェクトのコーディネータを担当 ・ポリプロピレンの研究開発で、触媒特許を多数出願したが、事業化提案でモンテの基本特許との抵触が完全にフリーでないこと、新プロセスでコストを30%低減出来たが、汎用樹脂では新工場が償却済みの工場に勝てないとの理由で事業化を断念。 ・LSIデザインセンター長の時、アメリカの半導体メーカーからの特許攻勢で苦労した。知的財産に関しては特許取得、権利関連、ライセンス等、実務面で貴重な経験をした ・旭化成が異分野からLSI事業に新規参入し、カスタムLSIの 受注活動~設計~クレーム処理で大企業、中小企業、海外メーカー等と多数の会社との交渉を担当。 ・研究開発の効率性追求のために、米国からステージ・ゲートを導入。社内での研究開発管理を担当。ダウ、デュポン等と研究開発管理に関して定期的に交流 コンサルタントの職務経験: ・コンサルタントとして多数の大企業(エレクトロニクス、化学、製薬他)の研究所、本社で講演。主に中央研究所での研究開発の効率化の助言・指導のコンサルティングを実施 ・研究開発に関して多数の講演会での講師 |
その他(職務) | |
著書 | 1 『研究開発テーマの選定・評価と『中止/撤退』の決め方・進め方』 共著 2009年8月 技術情報協会 村田貴士企画編集。今井昭夫氏,宮正義および安田昌司氏他との共著 担当部分:pp.9~pp.18 第1章「画期的新製品・新技術を生み出す研究開発テーマの発掘・評価・選定法」 2 『研究テーマの評価法~公平で透明性のある評価の仕組みづくりと運用ノウハウ~』 共著 2010年11月 技術情報協会 村田貴士企画編集。小泉文人氏,松田良夫氏および宮正義他との共著 担当部分:p.161~ p.172 第2章第1節「ステージゲートシステムによる研究開発テーマの管理と評価」 |
学術論文 | 1“ A model for roll waves in gas-liquid flow” 共著 1971年2月 Chemical Engineering Science vol.26 宮正義、T. J. Hanratty, D. E. Woodmanseeとの共著 pp.1915~pp.1931 高速下でのガスー液混合流下でのRoll waveモデル。Roll waveの実測データと波形、シェアストレス、圧力等の数学的モデル。 2 「ステージゲート・プロセス、成功の勘所」 単著 2004年9月 『日経ビズテックNO.3 無敵のMOT~オンリーワンの技術経営戦略』日経BP社 pp.24~pp.30 ステージゲート・プロセスを上手く適用する為の要因分析、勘所の説明 1.「日本企業でのオープンイノベーションでの成功要因」2018年、ビジネス・ブレークスルー大学レビュー、第4号、77-86頁 2.「企業価値の評価方法」2019年、ビジネス・ブレークスルー大学レビュー、第5巻 66-78頁 3. 「攻めの知的財産戦略・IPランドスケープ」2020年、ビジネス・ブレークスルー大学レビュー、第6巻1号、91-104頁 宮 正義(2021)「日本はこの30年間何故にGDPが全く成長しなかったのか」ビジネス・ブレークスルー大学レビュー第7号1巻 |
その他(著作) | [翻訳] 1(Peter Boer著)『技術価値評価-R&Dが生み出す経済的価値を予測する』 共同訳 2004年7月 日本経済新聞社 宮正義(監訳)、大上慎吾氏、中野誠氏、大薗恵美氏、松浦良行氏の共同訳 担当部分:本文中の全ての図、表、数式の内容チェック(重要な数式の誘導に間違いを見つけ、著者の了解を得て数式、表を修正) 2(Langdon Morris 著)『イノベーションを生み続ける組織-独創性を育む仕組みをどうつくるか』 単独訳 2009年3月 日本経済新聞出版社 |
学歴 | 1962年4月 京都大学工学部化学工学科 入学 1966年3月 京都大学工学部化学工学科 卒業 1966年9月 イリノイ大学大学院化学工学科修士課程 入学 1968年1月 イリノイ大学大学院化学工学科修士課程 修了 1968年2月 イリノイ大学大学院化学工学科博士課程 入学 1970年7月 イリノイ大学大学院化学工学科博士課程 修了 1970年10月 Ph.D. in Chemical Engineering(イリノイ大学) 取得 |
職歴 | 1970年10月 旭化成工業株式会社(現・旭化成株式会社)入社 1970年 高密度ポリエチレン(HDPE)工場勤務、 HDPE技術輸出担当(1975年まで) 1975年 ポリオレフィン技術開発課長、 技術輸出担当(1985年まで) 1985年 電子事業推進本部 LSI製造プロセス担当(1987年まで) 1987年 旭化成マイクロシステムLSIデザインセンター長、カスタムLSIの設計業務担当(1994年まで) 1994年 旭化成研究開発本部 LSI情報技術研究所所長(1996年まで) 1996年 研究開発本部 研究開発推進センター長(2003年8月まで) 2003年9月 有限会社技術経営研究所を設立。代表取締役に就任(現在に至る) 2005年4月 立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科 客員教授(現在に至る) 2012年4月 立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究官 特別契約教授(2014年3月迄) |
所属学会 | 日本MOT学会、日本MOT振興協会 |
活動情報 | 1996年 Industrial Research Institute, USA および Product Development & Management Association, USA 会員(2003年まで) 2009年 日本MOT学会 会員、企画委員(現在に至る) 2009年 日本MOT振興協会 会員 (現在に至る) 2012年 日本経営システム学会 会員 2019年 第10回(2018年度)日本MOT学会年次研究発表会 「日本企業のオープンイノベーションの成功要因」発表 2020年 日本MOT学会年次研究発表会「攻めの知的財産戦略・IPランドスケープ」 |
賞罰 | |
担当科目(単位数・単位区分・年次・前提科目・開講期情報) |